「あったらいいな」MTRSが提供するMovable Type プラグイン「MT-Minifer」「MT-Eraser」の紹介

Movable Type Advent Calendar 2019 の4日目です。

自己紹介

はじめて参加させていただきます。 ワールドイズマイン という会社で Movable Type の構築をメインにWebデザイン〜システム構築までを作業領域としています。個人のスキルセットとしては、ディレクターで非エンジニアです。 Teruki Kato(加藤輝樹)といいます。あまり表に立つ機会はありませんが、MTと関わり出して10年くらいになります。 初めて触ったのはMT4かな。

ここ何年かは MTRS(Movable Type リモートサービス)をシックス・アパートと共同で運営し、パスワード復旧や、サーバー移行、アップグレードなどの代行サービスを提供させていただいています。

「あったらいいな」がコンセプトのプラグイン

さて、今回のテーマですが、今年弊社でリリースしたプラグインについて、ご紹介したいと思います。
これまでもプラグインの開発をすることはあったのですが、あくまで案件ベースのもので、汎用的ではないものばかりでした。

そんな中で毎回カスタマイズに苦労するとか、手間がかかるとか、できなくないんだけど、テンプレートをこねくり回してまでそれやる? みたいな機能ってありますよね。

誰かがいつか作ってくれるんだろうなと思ってはいたのですが、なかなか誰も作ってくれないので、自分たちで作りました。

MT-Minifer

mt-minifer-logo-wide.png

「あったらいいな」がテーマのプラグイン、第1弾の名前は「MT-Minifer」。
これは名前のまんまなのですが、html、JS、CSSの出力ファイルをミニファイしてくれるプラグインです。
いまどき、ちょっと探せば類似のサービスはいくらでもあります。
でもね、MT上で完結させたくないですか? 日々の運用はなるべくシンプルにいきたくないですか?

管理画面上ではいつものように、改行いれて、普通に書くのですが、再構築するとあら不思議、改行がなくなる。

Googleサイトスピードテストとかって気にされる世の中になってきたと思うのですが、 そこでよく言われるのが、JSとかCSSとかミニファイしたら、もちょっとスコア上がるよ!ってやつ。

ネットワークの状況によって、結果は変わるのであくまで参考値ではありますが、使用前使用後はこんな結果になりました。

PageSpeed-Insights-before.png

知ってるけど、それめんどいんだよ、google先生。効果も知れてるし、運用の手間考えたら、そこは許してよって思ってたんです。これまでは。でも自社サイトならそれで許されれるかもしれないけど、クライアントのサイトだとそうもいってられず、更新があるたびに、WEBサービスをつかって、ミニファイしてみたいなことをしていたわけですが、MT-Miferを使えば、一発なんです。

PageSpeed-Insights-after.png

これがどれだけ検索順位に影響を与えるかと言われるとまあ微々たるものだと思いますが、アイデアマンズの宮永さんの LightFile と組み合わせて使っていただけると、いいなと思っております。

当たり前ですが、「MT-Minifer」はファイル生成時にミニファイするので、管理画面上はいつもと同じです。

拡張子レベルでミニファイするかどうかも選べます。ついでにいうと、HTML5で書かれていなくても良きにやってくれます。
こちらは評価版をご用意しておりますので、ぜひお試しください。
(評価版はCSSのみミニファイすることができます)
ちなみに製品版は1万円ととってもお買い求めやすくなっております!!

MT-Minifer 製品紹介ページ
https://www.wim.jp/plugins/mt-minifier.html

MT-Eraser

mt-eraser-logo-wide.png

「あったらいいな」がテーマのプラグイン、第2弾の名前は「MT-Eraser」。
何をしてくれるプラグインかというと、「MT-Eraser」はインデックステンプレートを非公開にした時に、パブリッシュされたファイルを消してくれます。

おーーっ!! っておもっていただけました?

例えば、ステージング環境のない、サーバー構成の場合、
テストページって「index_test.html」とかで公開領域に作っちゃいますよね?
それで、確認が終わってそのページをリリースするときは、「index.html」 にリネームして、公開するわけですが、その際、「index_test.htnl」は公開領域に取り残されるんですよね。

FTPなどが解放されていれば、まあ、消しに行けば良いのですが、それができない場合は、空っぽのインデックステンプレートを用意しておいて上書きするみたいなワークアラウンドがあったりなかったり。(ファイル自体は消えない。)

せっかくCMSでコンテンツを管理しているのに、FTPクライアントを起動して、ファイルを削除って、だるくないですか?

そこで「MT-Eraser」なわけですよ。
これさえ入れておけば、何も意識しなくても、インデックステンプレートを非公開にすれば、記事やウェブページのように、自動でファイルを削除してくれます。

なくてもそんなに困らないけど、「あったらいいな」じゃないですか? 素敵やん?

長い間運用されているドメインだと、どうしてもサーバー内にはゴミがたまっていくんですよね。普段は意識しないんだけど、ある時検索結果に、出てきたページが、古っ!! みたいな経験ありませんか?

MT-Eraserが入って入れば、サーバーの中はいつもスッキリ、そして、お値段なんと1万円!

MT-Eraser 製品紹介ページ
https://www.wim.jp/plugins/mt-eraser.html

今回はせっかく機会をいただいたので、ぜひ多くのMT構築に関わる方に使ってみていただきたいと思っています。
普段は評価版の提供はしていないのですが、この文章を読んでいただいて、興味を持っていただいた方は、

inquiry@wim.jp

まで「使ってみたい」とご連絡いただければ、評価用のパッケージをお送りさせていただきます。

「あったらいいな」プラグインはこの後も続々リリース予定なのですが、年末から年度末に向けて、なかなかリソースが確保できず、、次のリリースは春頃予定!!
乞うご期待です!!

最後にちょっと宣伝。
ワールドイズマインでは企画からデザイン、コーディング、CMS構築、さらにはグラフィックデザインから印刷までの領域でサービスを提供しております。

制作実績はこちらから
https://www.wim.jp/works/

リソース不足の折にはお声がけよろしくお願いします!
釣りの記事はいっぱい書いているのでよかったら、ついでに見てください。

ありがとうございました。

加藤

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