「あったらいいな」MTRSが提供するMovable Type プラグイン「MT-MCTField」の紹介
Movable Type Advent Calendar 2020
Movable Type Advent Calendar 2020 の24日目の記事です。自己紹介
昨年に続いて参加します。株式会社ワールドイズマインでMovable Type の構築をメインにWebデザイン〜システム開発を行っています。 Teruki Kato(加藤輝樹)です。
MTRS(MT リモートサービス)を運営し、パスワード復旧や、サーバー移行、アップグレードなどの代行サービスの提供やプラグインの販売をしています。
コンテンツタイプをもっと便利にするプラグイン
記事やウェブページからコンテンツタイプに変わって、最も優れた機能が「コンテンツタイプ」フィールドだと思います。
これまでは記事と記事を紐付けるためにはカスタムフィールドを用意し、そこに記事IDを登録するというのが一般的でした。
この方法は今でももちろん有効ですが、記事IDを調べるために該当のブログ記事の一覧を開き、そこからIDを調べるという手間をユーザーに強いる必要がありました。
「コンテンツタイプ」フィールドの登場によって、ユーザーは他のページを開くことなく、同一管理画面上で他のコンテンツを参照できるようになりました。画期的な発明です!
セミナーのコンテンツにセミナー会場をリンクするような場合にはばっちりです。
でも、こんなときはどうする??
ニュースのコンテンツに関連するセミナーと事例のコンテンツを複数紐付けたい場合があります。
セミナーと事例はコンテンツの種類が違うため、異なるコンテンツタイプで設計されています。
並び順にこだわらなければ、それぞれを別のフィールドとして連携させることはできるのですが、公開日順に並べたかったりもするじゃないですか。
更に便利にしたい!
というわけで前置きが長くなりましたが、今回ご紹介する「MT-MCTField」(MT-MultipleContentTypeField)では その名の通り、ひとつの「コンテンツタイプ」フィールドに複数のコンテンツタイプを登録できます。
使い方はめっちゃ簡単です。プラグインをインストールすると利用可能なフィールドに「Multiple Content Field」が追加されます。
「コンテンツタイプ」フィールドと基本的な構造は同じで相違点はコンテンツタイプを選択するところが「ラジオボタン」から「チェックボックス」になっています。
ここで好きなだけコンテンツタイプを登録できます。
そうすることでコンテンツデータの登録画面で一つのフィールドで複数のコンテンツタイプの中から選択することが可能になります(カンマ区切りで表示されます)。
テンプレートタグの追加もありませんので、
<mt:ContentField content_field="レコメンド">
<li class="mod-figure-column2__item">
<mt:contentlabel>
</li>
</mt:ContentField>
こんな感じで特に意識することなく使うことができます。
複数のコンテンツタイプからの読み込みができないことで、他の実装方法を選ぶケースも多いかと思いますが、
これを使えば、GUIベースで、ユーザーにやさしい実装ができちゃうんですよ。
以上、コンテンツタイプをもっと便利にの現場からでした。
MT-MCTField(MT-MultipleContentTypeField) 製品紹介ページ
https://www.wim.jp/plugins/mt-mctfield.html
今回はせっかく機会をいただいたので、ぜひ多くのMT構築に関わる方に使ってみていただきたいと思っています。
この文章を読んでいただいて、興味を持っていただいた方は、
https://www.wim.jp/contact/
から「MT-MCTFieldを使ってみたい」とご連絡いただければ、評価用のパッケージをお送りさせていただきます。
最後にちょっと宣伝。
ワールドイズマインでは企画からデザイン、コーディング、CMS構築、さらにはグラフィックデザインから印刷までの領域でサービスを提供しております。
制作実績はこちらから
https://www.wim.jp/works/
リソース不足の折にはお声がけよろしくお願いします!
釣りの記事もいっぱい書いているのでよかったら、ついでに見てください。
ありがとうございました。
加藤
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